社長ブログ

2018.10.12

寒い家だと危険入浴が増す

 消費者庁では安全な入浴の目安として「湯温は41°C以下、湯に漬かる時間は10分まで」と推奨されています。
脱衣所が18°C未満の住宅は、42°C以上の熱い湯に30分以上漬かる長湯の確立が、それよりも暖かい住宅に
比べて1.8倍高かったそうです。
これは、洗面所が寒ければ、入浴時間が長くなり、溺死の危険が伴うということを表しています。
洗面所や居間の温熱環境を改善し、入浴事故を防ぎましょう。

改善策としては、家全体の断熱性能を高めることが一番良いですが、
断熱材を入れ替えると壁の内装を改善することにより、高額な工事となることがあります。
簡易な工事の一例として、洗面所などに壁付の暖房機を設置することをお薦めします。(写真は施工例です)